晴れることを知らない空

無数の槍が僕らに突き刺さる

あぁ　この槍を受け止めきることはできない

僕らはただただ傘を使って防いでる

僕らはただ刺さるだけでそれを抑えきれない

空は漆黒に染まる　視界は暗黒に包まれる


君を幸せにしたいと思ったよ

でもそれ以上に自分の幸せを願う僕がいる

悲しいくらい雨は冷たくて

僕はご機嫌を取ろうと君に飴を与えてる

この世界の誰よりも単純な僕は

不器用なことに自分しか見られない


雨は今も降り続く

雨はいつまでも冷たく

そして寂しがり屋


僕は飴を与えるだけの脳しかない

そしてたまに自分で食べる


あの雲を越えたい

君はあの雲の上にいる


あの雲を引き裂きたい

君もろとも


あの雲が逃げた

君も一緒に


あの雲を追った

また槍が降り注いだ


僕は全身の痛みを誤魔化そうと飴を舐めた

そして自分の傷を舐める

気が付けば君は空から降り立っていた

気が付けば雨は止んでいた

そして飴を二人で分け合った

モノが洪水になって溢れ出る

河は最近続く大雨で溢れ出ている

世界が雨に降られて　モノも溢れ出た

僕が1番欲しいモノはこの中から見つかるのかな

溢れ過ぎてるだけに選別が難しい

溢れ過ぎてるが故に　僕も君も投げやりになる

いつしか物欲は消え去ってしまった


カラスが光るモノを集めるのを止めた

これは異常事態だ

この世界に光るモノはもう無いらしい

これは緊急事態だ

必然的に僕は濁っているということになる


磨いても光らない原石が有るということ

人は疑って信じない

僕が磨かれて光るかはまだわからない

それは君にも言えること


僕は今何が欲しいのか考えてみた

少なくとも光るモノではない

光るモノが好きなのは今時中年のおばちゃんくらいさ

僕が求めるのは何よりも光源

純粋に光が欲しい

純粋な光が欲しいと願っているよ

僕らは終わり無い旅に出た旅人

旅の終着点を求め行く

死に場所を探す猫のように・・・


死が終着点などと誰が決めた

死んでからも残るものもある

今僕らはそんな旅人達の屍を踏み台にしてる


Never end,but we don't know it.

Never end,so we can arive forever.


悲しみに背を向けるな

しかし全て受け止めようなどとも思うな

悲しみは悲しみ

必要と有らば受け止めれば良い


終わり無い悲しみの連鎖

悲しみを悲しむのは無駄なこと

悲しむことだけで十分だから・・・


今旅人が力尽きた

この御霊はどこへ逝く

今旅人は骨と化した

この大地は彼を迎え入れてくれるだろうか


Never end,and we will be legend again.

自由を求めてっばっかりのアンポンタン

限りない自由の幅を狭めてるのは自分自身

俺は自由を求めたりはしないぜ

俺が自由を求めることはまず無いぜ

なぜなら十分自由だから！


今与えられた全ての権限を否定するのかい

今与えられたもので満足できない人間は不自由人

今与えられもので満足できてる俺は自由人

だからこれからは自由を生み出し与えて生くよ


俺は「360度全て道」だって歌った男の背中を見て育ったよ
　
だから俺はあるがままに生くよ

気まぐれに　しかし計画的に

自由に　それでも人らしく


それが俺にとっての"Free style"

両手に握り締めた光

この手を開けば溢れ出てしまう

一度手に入れた光だ　逃してなるものか

僕はただただそれを大事に握り締める

両手が塞がり不自由になった

僕は君の手を握り締めることが出来ない

いつまでこの手を閉じていれば良いのだろう

僕は先行きのわからない一時の光にすがり付いている


この手を開けば君の手を握り締められる

この手を開けば光が逃げてしまう

本当の光は握り締めずとも手に入るものだ

僕はこの手を開いた

溢れ出た光は空へと舞って行った

そして光は無数になって降り注いだ

光に包まれたとき気付いた


光は包むものではなく

包まれるものなんだ

光が僕を愛撫し　抱擁する