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暗闇の中を飛び交う蝙蝠のように
楽しげに夜を過せるのなら苦労しない 人間って言う小人に生まれた以上僕は闇を恐れる 夜が明けて安堵する様はまるで仔犬のようだ 雷が静まって平穏が訪れたときのリアクションさ 夜に怯える小人達 杯を交し合うのは温め合うためだろう それは寒さに体を寄せ合うのと同じ原理 何かと寂しがり屋なのさ 白雪姫を取り囲む小人達 その中に僕の面影を見た メルヘンが不似合いな僕をだよ でも彼らの心は人よりも大きかった だからやはり僕の勘違いだった 夜に怯える小人達 暗闇が怖いのはなぜなの 何も見えないから? 明かりを灯せば良い それでも見えない? それは心の問題だよ そう、気持ちの問題だよ PR |
また陽は昇り一日は繰り返す
でもそれは錯覚 繰り返してるんじゃない 新しく始まるんだ そう思えるようになったのはココ最近 ねぇ こう思えるようになったのは 進歩って云えるのかな あんなに後ろ向きだった俺が これだけ前向きになれたのは進歩だろう? でも 誰に認めてもらいたいんだろう ねぇ 朝焼けがキレイだよ あと少しでまた陽が昇る あの朝焼けを 一人でも多くの人と共有して見ているのなら 僕はその人数に比例して良い気持ちになるのさ ねぇ まだこの朝焼けを見られない西の人は 一体どんな気持ちで今を迎えているのかな ねぇ とっくにこれを見終えた東の人は 一体どんな気持ちで僕らのことを思ってるのだろう ねぇ 朝焼けの向こうに何か見えるよ あれは僕らの朝だ |
清掃時間に僕は窓の外の空を見た
清掃時間に僕は部屋の隅のゴミ箱を見た いつまでもこの空はゴミで埋まらず またこのゴミ箱にはゴミが捨て続けられる 僕もまたこの常識の元生き続けるんだ 誤って捨てた物をゴミ箱から漁り取る その姿が汚らしく映るのは人の心が澱んでいるから 清掃時間に何をやってんだ 箒も持たずに奴はあの子と喋ってる 僕はその光景を澱んだ心で純粋に見続けた この時間に僕はゴミを集めきれるだろうか 全てがゴミにしか見えないものだから 僕はただただ箒を履き続けるんだ ついでに奴のケツを一発叩いて笑ってやって いい加減掃除してやりたいよ この自分の心を |
テレビのニュースに耳を傾ける人
世界のどこかで起きている殺人事件を嘆いてる 貴方は優しい人 でも貴方はとても悲しい人 どんなに干渉しても辛いのは貴方だけ 干渉するだけじゃ何も変わらないのは周知の事実 それでも貴方は干渉する だから貴方は優しい人 そんな貴方だからこそ 目の前の幸せにだけ思いを向けてもらいたい 世の中の悲しみにばかり気を取られるのは 周りの人の欠点にだけ気を取られるのと同義だから 空回りする地球 負の大海に七割を占められている 空回りする地球 けれども貴方は三割の地に立てている 何も考えずただ地球を回すだけの神を殴り飛ばしてやりたい |
悲しいまでに人は多くの人にぶちあたる それを出逢いと呼ぶか 出遭いと呼ぶか それは君が決めること 少なくとも僕は君と出逢ったよ 春は桜の煌めきに 夏は温かい太陽に 秋は木々の哀愁に 冬は透き通った星空に 現実は君に・・・ |
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