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【2024/04/24 21:22 】 |
夜に怯える小人達
暗闇の中を飛び交う蝙蝠のように

楽しげに夜を過せるのなら苦労しない

人間って言う小人に生まれた以上僕は闇を恐れる

夜が明けて安堵する様はまるで仔犬のようだ

雷が静まって平穏が訪れたときのリアクションさ


夜に怯える小人達

杯を交し合うのは温め合うためだろう

それは寒さに体を寄せ合うのと同じ原理

何かと寂しがり屋なのさ


白雪姫を取り囲む小人達

その中に僕の面影を見た

メルヘンが不似合いな僕をだよ

でも彼らの心は人よりも大きかった

だからやはり僕の勘違いだった


夜に怯える小人達

暗闇が怖いのはなぜなの

何も見えないから?

明かりを灯せば良い

それでも見えない?

それは心の問題だよ

そう、気持ちの問題だよ



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【2006/08/13 19:04 】 | 夜に怯える小人達 | 物申す[コメント] (0)
朝焼けの向こう
また陽は昇り一日は繰り返す

でもそれは錯覚

繰り返してるんじゃない

新しく始まるんだ

そう思えるようになったのはココ最近


ねぇ こう思えるようになったのは

進歩って云えるのかな

あんなに後ろ向きだった俺が

これだけ前向きになれたのは進歩だろう?

でも 誰に認めてもらいたいんだろう


ねぇ 朝焼けがキレイだよ

あと少しでまた陽が昇る

あの朝焼けを

一人でも多くの人と共有して見ているのなら

僕はその人数に比例して良い気持ちになるのさ


ねぇ まだこの朝焼けを見られない西の人は

一体どんな気持ちで今を迎えているのかな


ねぇ とっくにこれを見終えた東の人は

一体どんな気持ちで僕らのことを思ってるのだろう


ねぇ 朝焼けの向こうに何か見えるよ

あれは僕らの朝だ



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【2006/07/24 11:57 】 | 朝焼けの向こう | 物申す[コメント] (2)
清掃時間
清掃時間に僕は窓の外の空を見た

清掃時間に僕は部屋の隅のゴミ箱を見た


いつまでもこの空はゴミで埋まらず

またこのゴミ箱にはゴミが捨て続けられる

僕もまたこの常識の元生き続けるんだ


誤って捨てた物をゴミ箱から漁り取る

その姿が汚らしく映るのは人の心が澱んでいるから

清掃時間に何をやってんだ

箒も持たずに奴はあの子と喋ってる

僕はその光景を澱んだ心で純粋に見続けた


この時間に僕はゴミを集めきれるだろうか

全てがゴミにしか見えないものだから

僕はただただ箒を履き続けるんだ

ついでに奴のケツを一発叩いて笑ってやって


いい加減掃除してやりたいよ

この自分の心を


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【2006/07/20 23:45 】 | 清掃時間 | 物申す[コメント] (0)
空回りする地球
テレビのニュースに耳を傾ける人

世界のどこかで起きている殺人事件を嘆いてる

貴方は優しい人 

でも貴方はとても悲しい人

どんなに干渉しても辛いのは貴方だけ

干渉するだけじゃ何も変わらないのは周知の事実

それでも貴方は干渉する

だから貴方は優しい人

そんな貴方だからこそ

目の前の幸せにだけ思いを向けてもらいたい

世の中の悲しみにばかり気を取られるのは

周りの人の欠点にだけ気を取られるのと同義だから


空回りする地球 負の大海に七割を占められている

空回りする地球 けれども貴方は三割の地に立てている

何も考えずただ地球を回すだけの神を殴り飛ばしてやりたい







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【2006/06/02 18:24 】 | 空回りする地球 | 物申す[コメント] (0)
出会い

悲しいまでに人は多くの人にぶちあたる

それを出逢いと呼ぶか

出遭いと呼ぶか

それは君が決めること

少なくとも僕は君と出逢ったよ

春は桜の煌めきに

夏は温かい太陽に

秋は木々の哀愁に

冬は透き通った星空に

現実(いま)は君に・・・




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【2006/05/31 18:12 】 | 出会い | 物申す[コメント] (2)
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